新東名高速道路が2015年2月に浜松いなさJCTから豊田東JCTまでが開通してからしばらく経つが、皆さん一度は利用したことはあるだろうか。山間部を走る新東名高速道路はとても走りやすく、快適なドライビングをすることができる。しかし東名高速道路と違い、あまり景色が変わり映えしない感も否めない。
そこで今回は開通している浜松いなさJCTから豊田JCTの区間の新東名高速道路の楽しむポイントをピックアップ。
【新東名高速道路】浜松いなさJCT〜豊田JCTの区間の楽しむポイント
引佐JCTから豊田JCTの区間で長篠設楽原PAから岡崎SAまで、トンネルが9連続プラス1本と計10本ものトンネルがあるのをご存知だろうか。トンネル好きにはたまらないのだが、興味を持って通ればドライブが苦手な人、トンネルに興味ない人でも少しではあるがドライブが楽しめるのではないだろうか。
浜松いなさ方面から西へ向かい長篠設楽原PAを過ぎると、最初のトンネルが見えてくる。
【1本目】「雁峰(がんぼ)第一トンネル」590m
チェックポイントはトンネル入口にある看板にトンネル名と長さが表記されている。これはどのトンネルにもあるのでチェックすると面白い。地名や、山の名前が使用されていることが多く、ただ通り過ぎるだけでなく地理を知ることができる。車内でもトークネタにもなる。この9連続トンネルは「1/9本」とも表記されているぞ。
【2本目】「雁峰(がんぼ)第二トンネル」810m
【3本目】「臼子(うすご)トンネル」390m
【4本目】「稲木トンネル」730m
【5本目】「東上トンネル」820m
こちらにトンネル建設中の画像があるので見比べていただければトンネルに「ロマン」を感じることができる。
こうなってるんですから。
もうロマンが止まりません。素晴らしいです。
【6本目】「砥鹿トンネル」630m
【7本目】「本宮山トンネル」2,100m
この連続するトンネルの中では一番長いトンネルが2,100mの「本宮山トンネル」。
【8本目】「千両トンネル」320m
こちらの千両トンネルは320mと一番短いトンネル。
【9本目】「観音山トンネル」1,190m
しかしその後に1本トンネルがある。
【10本目】「額堂山トンネル」970m
この額堂山トンネルを入れると全10本のトンネルを駆け抜けて岡崎サービスエリアに到着する。
個人的なことではあるが、少しでもこの道路が完成するのことに関わることができたことに感無量だったりする。
ちなみに私は現在までに、日本で5番目に長い「恵那山トンネル」8,649mと、3番目に長い「飛騨トンネル」10,710mを通行したことがある。どちらも8,000m越えともなると驚くほど長く感じるトンネルだ。建設中のことを考えると果てしない。
2016年の時点で日本一長いトンネル(車が走るトンネル)は首都高速道路中央環状新宿線の大井JCT-高松入口間にある「山手トンネル」18,200mもあるぞ。
2014年に私が「恵那山トンネル」を通行した時の車載動画。振動がひどいが長さは伝わるのではないだろうか。
車に乗って出かける時は安全運転でいろんな楽しみ方を見つけてみよう。思いやり運転もお忘れなく。