<ゲリラ販売でハイスタ パニック>「Hi-STANDARD」地方でも売切れ店続出!店員にも極秘だった。

Hi-STANDARD新譜「ANOTHER STARTING LINE」

本日、突如としてネットを騒がせたカリスマパンクロックバンド「Hi-STANDARD」(以下:ハイスタ)

なにがそんなに話題になっているかというと、2000年4月「LOVE IS A BATTLEFIELD」以来の新譜「ANOTHER STARTING LINE」が、16年ぶりに本日発売された。

それだけでもハイスタファンにはうれし涙ものにもかかわらず、ただでは終わらせない。いや、今回は”ただでは始められない”と言ったところか。今回のゲリラ販売には、今の時代へ向けたいろんなメッセージが込められているのか、それとも単純に面白そうだからやってみたのか、真相はまだわかっていない。

このゲリラ販売では大都市だけでなく地方でも波紋を広げ、静岡県西部地区のCDショップでも売切れ店が続出。とあるショップでは視聴用までもが完売に。そのため手に入れることができなかったハイスタ難民が続出。”ハイスタパニック”を巻き起こしているのである。

Hi-STANDARD 新譜「ANOTHER STARTING LINE」

Hi-STANDARD 新譜「ANOTHER STARTING LINE」

ーー「本当に販売されるの知らなかったんですか?」

知らなかったんです。朝の発表があるまでスタッフみんな知らなかったのでビックリしました。

ーー「知っていたのは誰ですか?」

店長だけが知ってたみたいです。

ーー「売れてるんですか?」

もう結構出てますよ。100枚以上出てます。

※インタビュー:某大手CDショップ店員

このジャンル(パンクロック)の音楽で発売日に、しかも地方のCDショップで100枚以上売れたら今の時代バカ売れと言っていい。これが静岡県のひとつのショップだからオリコン上位は間違いないだろう。

とはいえ、さすがに全国で一斉にゲリラ販売といってもお店で販売する訳なので、各CDショップに必ず一人は知っている人物がいたわけだ。このことに関してもTwitter上では「この情報社会の中でよく情報が漏れなかったな」「秘密を守った関係者すげー」など話題になってた。

これは音楽業界全体で仕掛けた大掛かりなドッキリに等しい。そしてこの大掛かりなドッキリを外部に漏らさずに見事大成功させた関係者のみなさんにはこう言いたい。「ビックリさせてくれてありがとう!」と。

CDが売れない時代といわれているが、CDはちゃんと売れるのだ。

今回のゲリラ販売で超久しぶりにCDショップに駆け込み、ポップを見てワクワクし、ジャケットを手にして興奮し、レジへと向かう緊張感。CDを再生機器へ挿入してから最初の音が流れ出したときの喜び。CD世代の連中たちの忘れかけてたものを蘇らせてくれた良い機会でもあったはずだ。

しかしハイスタが16年ぶりに新譜をリリースしてテンションの上がっているのは、俗に言うハイスタ世代(30代~40代前半)だけなのか。キッズ達にもちゃんと届いているのか。ぜひキッズ達にも届いてほしいものだ。そしてライブへ遊びに行ってもらいたい。

現時点ではツアー情報はまだ発表されていない。

※追記

公式にリリース発表、そして待望のショートツアーが発表された。さらにカバーシングルが2016年12月7日にリリースされることも発表。詳しくは公式サイトで要チェックだ。

Hi-STANDARD新譜「ANOTHER STARTING LINE」

Hi-STANDARD新譜「ANOTHER STARTING LINE」

2016年10月5日発売

Hi-STANDARD「ANOTHER STARTING LINE」

  1.  Touch You
  2. Another Starting Line
  3. Nothing To Lose
  4. Rain Forever

税込 1,296円 / PiZZA OF DEATH RECORD

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