静岡の地酒といえばご存知「花の舞」。そんな静岡が誇る地酒「花の舞」を製造する「花の舞酒造」で、無料で蔵見学ができるのを知っているだろうか。浜松で友達や仕事関係、はたまたカップルで訪れた時に「どこを案内しよう……」と悩んだことがあるのでは?
そんな時に立ち寄るにはとてもオススメな場所。しかもちょっと大人で、ここへ連れて行けば株があがることだろう。それが「花の舞酒造」さんの蔵見学だ。
創業150年の「花の舞酒造」は浜松市浜北にある
花の舞酒造は静岡県浜松市浜北区に蔵を構えている。創業150年という歴史を持つ。外観は150年の風格と貫禄を感じる佇まい。
杜氏の話を聞きながら巡る蔵見学はとても魅力的
花の舞酒造さんの酒蔵見学では、杜氏が案内してくれるぞ。その前に「杜氏」(とうじ)ってなに?って方もいると思うので簡単に説明しよう。
杜氏(とうじ)とはーー 酒造りの最高責任者なのだが、ちょっと堅苦しいので別の言い方をすると「酒造りのプロフェッショナル」だ。酒造りの全てを杜氏が担っている。もう少し違う言い方をすると、杜氏次第で味が決まる。ということ。
そんな酒蔵では重要な杜氏さんが直接案内してくれるとは珍しく、とても嬉しいことだ。さらに花の舞酒造の杜氏を務める土田氏は業界でも名の知れた凄腕の杜氏さんだ。しかも話し上手なのだ。
見学で豆知識をゲット!
蔵見学の所要時間は人数にもよるが60分〜90分。見学では最初に酒ができるまでのDVDを15分程度鑑賞(時間に合わせて省くこともできる)。このDVDは、お時間がある方は見た方がお酒を知ることができるのでオススメ。
その後に蔵を見学。蔵と言っても現代化されているので工場の表現の方が実はしっくりくるかもしれないが、とても楽しい。
そしていろんな豆知識も聞くことができる。ちなみにこちら(下記写真)の「杉玉」はどんな意味がある知っていますか?
そしてもう一つ。下記写真にある貯蔵タンク。ではなくその前にそびえ立つ立派な「ケヤキの木」。これにもしっかりと意味があるのです。
ぜひどのような意味を持っているのか、現場で聞いてみてほしい。
搾りたての『生原酒』が試飲出来る
やはり酒蔵見学の醍醐味の一つは搾りたての生原酒が試飲出来ることではないだろうか。
これは「ココでしか味わえない味」のため、酒好きにはたまらないぞ。もちろんお酒を飲めない方にも楽しめるお話や説明があるので安心。
約30種類が飲み放題!(試飲)
蔵見学を終えた後に戻ってきた直売所ではなんと全種類の試飲が可能となっている。
立ち飲みスタイルでお好みのお酒を探してみるといいだろう。飲み過ぎにだけは注意しよう。
お酒が飲めない方には「仕込水」がオススメ
お酒が飲めない方ももちろんいると思います。一緒に来た方たちがお酒を楽しんでいる時は、花の舞酒造さんがお酒を作る時に使用している「仕込水」をいただこう。
地下100メートルの井戸からくみ上げている南アルプス系の軟水。花の舞酒造さんは、この仕込水でお酒も作り、瓶の洗浄から全てに使っているとのことだが、これがめちゃくちゃ美味しいのだ。
オススメは直売所限定の「蔵元限定 生原酒」
美味しいお酒や好みはそれぞれあるが、やはりココへ来たらオススメしたいのは「蔵元限定 生原酒」ではないだろうか。
好みのお酒に出会えるはずなので是非、花の舞酒造の蔵見学へ行ってみてはいかがだろう。
酒蔵見学の動画があるぞ!
出典:YouTube
こちらの動画のフルバージョンもあるので気になる方はこちらからチェック。
ちょっと耳寄り情報
こちらの酒樽の空いたものだが、取りに来てくれれば無料で頂けるとのこと。プランターで使用したり、BBQの時にクーラーボックスがわりに使うなど使い方は工夫次第。
花の舞酒造 詳細
住所:静岡県浜松市浜北区宮口632 【MAP】
TEL:053-582-2121
見学時間:10:00〜18:00 *所要時間:60分〜90分
料金:無料
休業日:年始(1月1日‐5日)
人数:1〜50名
駐車場:無料(バス3台まで収容可能)
予約直通:0120‐117‐322
メール:info@hananomai.co.jp
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