【諸説ありシリーズ】小豆餅と銭取ターボババァのお話 〜徳川家康伝説〜

小豆餅と銭取 徳川家康 伝説 諸説あり

ポプディーをご覧のみなさま、はじめまして。

飲みの場でポプディー編集長に「『諸説あり』な事柄の記事を書けよ、ビールが飲めなくなってもいいのか?あぁん?」と私からビールを取り上げ、嫌がる私の親指に醤油をつけ半ば無理やり契約書に判を押され…ることはなかったですが、この度ひょんなことから記事を寄稿することになりました、某(ぼう)と申します。

ところで「ひょんなこと」ってなんなんですかね?日常で「ひょん」って言うことってなくないですか?

で、調べてみたら、イスノキという植物が「ひょん」と呼ばれていた事からきている説、昔の中国における「凶」の読み方からきているという説があるらしいですよ。

まさしく『諸説あり』!!ひょーん!!!

…いや、まぁ、初回だし?これくらいのネタでよくない?って一瞬思ったんですけど。さすがに…ねぇ?

なので、ここから本題です。

私は、生まれも育ちも静岡県浜松市なのですが、徳川さんちの家康さんにまつわる諸説をいくつも聞いて育ちました。

そりゃ、もう、当然のことながら徳川歴代将軍なんかもばっちり言えます。家康、秀忠、家光…えーと、綱吉?吉宗?慶喜?和夫?修平?

今日はちょっとお腹痛いのでこれくらいしか言えないですけどね。あと、最後二人は徳光家でした。

というわけで、徳川家康の「諸説あり」について、今後(ネタ切れするまで)書いていこうと思います。

初回の今回は『小豆餅と銭取』。

※諸説あり※ 徳川家康ターボババァに捕まる?

浜松市民の3人に1人は知ってると言われている(著者調べ)有名な逸話です。(ちなみにポプディー編集長は知りませんでしたので非浜松市民かもしれない)

正直、こすられすぎたネタ感は否めませんが、初回だし、目をつぶって読んでいただけたら幸いです。あ、実際は目を開けてて大丈夫です。

簡単に概要を説明しますと。

浜松には「小豆餅(あずきもち)」という町、そして「銭取(ぜにとり)」という場所(旧小字名で、現在は通称地名)がある。

ここは、徳川家康が三方ヶ原の戦い(みかたがはらのたたかい)で武田信玄に敗走している途中でどうにもお腹が減ってどうしようもなかったときに、茶屋で食べた「小豆餅」がすこぶるうまかった。
しかし、食べている途中で、武田軍の追手がせまってきたので、代金を支払わず慌てて馬に乗って逃げたのだが、茶屋の老婆が走って追いかけ、代金を支払わせた場所が「銭取」と呼ばれるようになった。

っていう、お話なんですけども。

いやいやいや、ツッコミどころ多すぎでしょ?!!??

まず、敗走して捕まれば殺される状況で呑気に茶屋に寄ることある?

あ、こんなとこに茶屋あるじゃーん、寄ってこ~、って、スタバ感覚で寄ってるんじゃないよ、と。新作の小豆フラモチーノくださ~い、とか言うてる場合か、と。

「まぁ、腹が減っては戦が出来ぬ、と言いますし!はっはっはっ!」…じゃ、ねーから。すでに戦に負けてっから。早く逃げなさいよ。

百歩譲って、ちょっと休憩するのはわかるよ。たださ、全力で逃げてたら息も切れてるだろうし、そんなときに餅食べてごらんなさいよ。ノドに詰まるわ!

「すまんが掃除機を持ってきてくれ!殿のノドに餅が!一大事じゃ!!」って言われたら茶屋のお婆ちゃんも慌ててルンバ持ってきちゃうかもしれんし。

そこはもっとこう、ノドに優しいの頼みなさいよ。輪切りレモンのはちみつ漬けとかね。

でさぁ、追手が来たから慌てて馬に乗って逃げた家康を、お婆ちゃんが走って追いかけるとか一番の謎。

お婆ちゃんが実はターボババァだった可能性もあるけど、実際の小豆餅から銭取までは2kmくらい離れているので、お婆ちゃんよく追いつけたよね。馬、信号待ちしてたのかな。

この説より、現実味のある説は、「合戦での死者を弔うために小豆餅をお供えしていた説」「追い剥ぎがよく出る場所で銭を取られた説」等ありますが、小豆餅の代金を支払ってもらうために走って追いかけた執念深いお婆ちゃんがいたって方がインパクトあるから多くの浜松民はそっちを信じてます。

だって、和菓子店でも「小豆餅」と「銭取」っていうお菓子あるくらいですし。

(ここで、ポプディー編集長が自腹で買ったお菓子の写真を差し込む)

小豆餅と銭取 徳川家康 伝説 諸説あり

【御菓子司 あおい】にて編集長がGetした「あづき餅」と「銭取」

とまぁ、このように敗戦の将、家康はこのとき食べた小豆フラモチーノでお腹を冷やして馬上で脱糞しながら浜松城に逃げ帰った、っていう説。

※諸説あり!!

徳川セットは【御菓子司 あおい】でGETできる!

どうも編集長です。今回の記事内で登場した「あづき餅」と「銭取」という食べ物は、静岡県浜松市東区有玉北町にある「御菓子司 あおい」で購入してきた。せっかくなので少しご紹介。お店の人にどんな記事書くんですか?と期待されているのと言うのはここだけの話……。

まずは「あづき餅」。

小豆餅と銭取 徳川家康 伝説 諸説あり

中にはきな粉がふんだんにまぶされたあづき餅。

小豆餅と銭取 徳川家康 伝説 諸説あり

徳川家康も好んだと言われている浜松銘菓のあづき餅。心和むお味で大変美味しゅうございます。

そして謎の「銭取」。

小豆餅と銭取 徳川家康 伝説 諸説あり

銭取は地名のため、食べ物ではないのですが、ユーモアを効かせた発想で「銭取」を小判型の和風マドレーヌに仕上げてあるぞ!

小豆餅と銭取 徳川家康 伝説 諸説あり

これも見事に美味しゅうございます。

そんな「あづき餅」と「銭取」は、静岡県浜松市東区有玉北町にある「御菓子司 あおい」でGETできるぞ!店頭では「あづき餅」と「銭取」を別々に購入して徳川セットになるが、ネット販売のみの「徳川セット」もあるので、興味津々の方はホームページをチェックしてみよう!

御菓子司 あおい 詳細

住所:静岡県浜松市東区有玉北町1593【MAP

TEL:053-435-3365

営業時間:8:00 〜 20:00

>>御菓子司 あおい ホームページはこちら

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