浜名湖で人工島を除く唯一の島。それが「礫島(つぶてじま)」だ。現在は無断での上陸は禁止されているが、その昔は観光地として船が運行しており、島には猿がいた記憶がある。
そんな礫島には昔からダイダラボッチ伝説が残っている。ダイダラボッチ伝説は各地に伝わっているようだが「礫島」もその一つだ。
【ダイダラボッチ伝説】礫島はどうしてできた?
その昔、ダイダラボッチが富士山をつくるために琵琶湖の土を運んでいる途中、浜名湖の近くでちょうどお昼になり、昼食をとりました。すると、お弁当の中に小石が混じっていたので、箸でつまんで放り出してできたのが礫島だ、と言われています。
礫島は、周囲300メートル。お弁当に入っていた小石がそんな大きさとは、さすがダイダラボッチですね。
ちなみに、浜名湖は、ダイダラボッチが転んで手を付いてできた、と言われています。引用元:https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/koho2/pr/fb/koneta/4.html
上記のように市のホームページでは伝えられている。
私が祖父から聞いた話ではお弁当ではなく“おむすびの小石”という微妙な違いだがほぼ一緒だ。
浜名湖がダイダラボッチが転けて手をつけた跡という説もあるが、もしそれが本当だとしたら超巨人だ。立ち上がったら大気圏に突入してしまいそうだ。
ダイダラボッチの足跡もあるの?
礫島の一番近くの町、三ヶ日町の大谷(おおや)という地区の山にはダイダラボッチの足跡があるという噂を聞いたことがある。真相はいかに……。
諸説ありシリーズ第1回目は浜名湖唯一の島「礫島」でした。