【掛川】「おすもうや」という名の昔ながらのおもちゃ屋さん

掛川 おすもうや

私の地元にも”コンバー”という愛称のおもちゃ屋(模型店)があった。幼少期にはミニ四駆やプラモデルのほとんどをコンバーで買っていた。しかし残念ながら現在お店はやっていない。

近頃なかなか見かけなくなった町のおもちゃ屋さん。それでも地域に根ざしたおもちゃ屋さんはまだある。その中で今回は、掛川市にあるおもちゃ屋「おすもうや」さんに注目してみた。

昔ながらのおもちゃ屋ということでテンション上がる。そもそも町のおもちゃ屋さんに入店することがとても久しぶり。今の時代も変わらずやっているおもちゃ屋さんがあって嬉しい。

店頭に立つヒーローの正体は?

「おすもうや」の正面入口には、お店の目印にもなっているヒーローがいる。しかし30代前半の私ではその正体がわからなかった。お店の方に聞いてみると1971年から1972年に放送された特撮ヒーロー「ミラーマン」とのこと。特撮好きや、ミラーマン世代の方なら興奮することだろう。

店内は充実の品揃え!

店内には充実の品揃え。ガンダム、戦車、飛行機、お城、車やバイクなど豊富な種類のプラモデルを取り揃えている。ボードゲームやラジコン、プラレールやミニカーなど、もちろん旬なおもちゃも随時入荷している。夏には花火コーナーを設置したり季節には合わせたものも入荷するぞ。

静岡県には「タミヤ」や「ハセガワ」「フジミ模型」「アオシマ」といった有名なプラモデルメーカーがある。もちろんおすもうやさんにも各メーカーのプラモデルがもちろん置いてある。他にもバンダイなど取り揃えている。

人気のガンプラも充実。

プラモデルを作る時は色をつけたりするアイテムも充実しているのは嬉しい。

今またブームが訪れているミニ四駆も取り揃えている。本体だけではなくカスタムパーツもある。

レトロなおもちゃも販売中!

昔ながらのおもちゃ屋だけにレトロなおもちゃも置いてある。見るだけでも楽しくなってしまうことだろう。

 

「チョロQ」がこのように販売されているのを見るのはどれだけぶりなのだろう。そもそもチョロQが売られているのを見るのも懐かしく思えてしまった。

余談ではあるが、確かプレイステーション2でチョロQのゲームがあってめちゃくちゃ遊んでいたのを思い出した。

創業57年 店名「おすもうや」の謎

創業57年という歴史を持つ「おすもうや」。しかし三浦玩具店という名もある。一体どういうことなのだろうか。気になるお店の名前について聞いてみた。今回お話を聞いたのは「おすもうやのおばちゃん」。

ズバリ!本当に力士がいたのです。創業者が明治時代に「平の海丑太郎(ひらのうみ うしたろう)」というしこ名で活躍していた関取だったのです。そのために近所の人たちの愛称で「おすもうさんち」となり、そのまま屋号を「おすもうや」にしたんだとか。

子供達よ!おもちゃ屋に行く時はじぃじ、ばぁばと行くべし!

最近ではプラモデルを買いに来るのも30代から上の人が多くなっているという。お金を稼げる世代になり、「あの頃」買えなかった憧れのおもちゃやプラモデルを買いに来る人が多いんだとか。

そして子供達よ!「おもちゃ屋に行く時はじぃじ、ばぁばと一緒に来ることだよ!」と、おすもうやのおばちゃんは言う。これは昔から変わらない現象だと笑顔で教えてくれた。

最後に、おすもうやのおばちゃんはこんなことを言っていた。「子どもたちにプラモデルをやってほしいね。手先が器用になるのもそうだけど、やっぱり想像してモノを作っていく楽しさを知ってほしいなぁ」と。

おもちゃ屋さんに来ると、なぜこんなにもテンションがあがるのだろう。一気に少年に戻ることができるおすもうやさん。これを機にプラモデルやおもちゃを買いに行って遊んでみてはいかがだろう。

おすもうや<三浦玩具店>

住所:静岡県掛川市塩町1-5 【MAP

TEL:0537-22-2945

営業時間:11:30~18:30

休業日:ほぼ年中無休(元旦以外、ほぼ年中無休ですが、店主が商店街の旅行に行くときなど、お休みになる場合があります→ブログ等でご案内します)

>>ホームページはこちら

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