【電車あるある】都市伝説?中央線の電車内に鳴り響く女性の◯◯声…

都市伝説

今回は私が実際に体験した奇妙な話である。仕事で東京へ行った時の話。新幹線で浜松から東京へ向かい、目的地に向かうため東京駅からさらに中央線へ乗り換える。そんな中央線に乗った時に事件は起きたのだ……。

中央線に乗り、電車が走り出した。車両と車両の連結部付近の座席に腰を下ろした私。その時どこからかアレに似た声?が聞こえた気がした。「ん?空耳かな?」その時は気のせいだと思ったのだが、またアレに似た声?が聞こえてきたのだ。「ん?なんだこれ?」私は小パニックになった。

そのアレに似た声とは”女性の喘ぎ声”のようなものだったのだ。「そんなバカな。ついに幻聴が聞こえてきたか?」私はそう思った。嘘ではない。あまりにもリアリティ溢れるその声……。私の”脳内でセクシーボイス遍歴”を検索する。若い女性というより熟女よりだという検索結果が出た。

しかしそうは言っても真昼間で乗客も7割ほど乗っている電車だ。ありえない。と言い聞かせたが、それでもまた”喘ぎ声”が聞こえて来る……。

なんだこの気まずさは……。

そんな空気を感じ、他の乗客もこの声が聞こえているはずだ。みんなどうしているのか車両を見渡すが、他の乗客は何もないかのように平然としている。東京はこういうことが日常的に起きているから見て見ぬ振りなのか?まったく東京は恐ろしいところだ……。それでも都会に行くと、そういう撮影現場に遭遇できるんじゃないか?と淡い期待を持っていた頃もナイとは言い切れない自分もいた。とはいえ、私にとっては非日常的な現象だ。気にするなという方が無理だ。

「いや待てよ!もしかして向かい側に座っているおじさんがイヤホン外れてるのか?」「自分のスマホからか?いやいやスマホにそんなスケベな動画入ってないぞ」そんなツッコミを心の中でしながら”声の主”を探してみたが見つけることはできなかった。

その後も”喘ぎ声”は一向に止むことはなかった。これは一体どこで何がおこなわれているのだ。そんな妄想だけがどんどん膨らんできてしまう。

声が聞こえるたびに「ドキっ」と、なりながらも電車は走り続けた……。

何駅か過ぎた頃にあることを思い出したのだ。

ラジオ番組『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』で、”電車あるある”の話題の中で、この中央線のきしむ音が話題になっていたことを思い出した。リスナーから投稿された内容で『中央線の車両の”きしむ音”が女性の喘ぎ声に聞こえる』ということを。

その時、初めて私はこの喘ぎ声の正体が「電車のきしむ音」だと理解したのである。

電車のきしむ音が喘ぎ声に聞こえるわけないだろ。そう疑っている人は実際に体験してもらえばわかるが、かなりリアルだ。これはもう素晴らしい。知らずに乗ったらびっくりすること間違いなしだ。リアル感がハンパない。「え?撮影中の電車に乗っちゃった?」など、いろいろ考えてしまうほど。

私はなんとかこの情報を思い出したので、”喘ぎ声”の正体が分かって一安心。この情報を知らない人が乗ったらずっと気まづい空気を味合うだろう。東京に住んでいる人や、中央線に乗りなれている人からしたら当たり前なのかもしれないが、地方から来た人からしたらなんとも奇妙な現象だ。

喘ぎ声の正体が分かってからも、一度喘ぎ声に聞こえてしまったものは喘ぎ声なのだ。

その後どうなるかというと、電車がきしむたびに喘ぎ声が聞こえ続けてくる。だんだん笑えてくるのだ。しかしその音に笑ってしまう、又はキョロキョロしてしまうと、「あ!アイツこの音をアレと勘違いしてやがる」と思われるんじゃないかと笑いをこらえる。そんな言動をこらえている人を見かけては、また笑いをこらえてしまうことだろう。

私と同じように一人勘違いして気まづくなる人がいると思うと面白くなってくる。

ということで、電車内に響く女性の喘ぎ声の正体は電車のきしむ音だったが、リアル過ぎて勘違いしてしまう。という結論になった。そしてこの現象は中央線だけでなくても起こるようなので、あなたのいつも乗る電車でも同じようなことが起こる、起きているのかもしれないぞ……。

あなたはあの空気に耐えられるかな?

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