【東名高速 上り 渋滞ポイント】『大和トンネル』なぜ大渋滞する?原因は視覚トリックか?

大和トンネル 東名高速道路 渋滞ポイント 渋滞 スポット 上り線

静岡県から東名高速道路を使って東京方面へ向かう時、頻繁に大渋滞するポイントがある。その中でも今回注目する渋滞ポイントが神奈川県の横浜町田ICから厚木IC間に存在する『大和トンネル』だ。

よく東名高速道路入口などの電光掲示板で「横浜町田IC〜厚木IC間 渋滞40km」など見かけたことあるかたも少なくないはず。そのくらい頻繁に渋滞しているポイントだ。とくに大型連休や祝日の重なったら連休の時はヒドイ。平日でも夕方には渋滞していることもよくある。

その原因を知るために今回真相究明すべく調査してきた。

見通しの良い直線なのになぜ渋滞するのか?

「大和トンネル」は、横浜町田ICと厚木ICの間にある。愛知県から静岡県に向かう途中にある音羽蒲郡も渋滞しやすいポイントであるが、そこはなんとなく渋滞する原因は分かる。カーブが続くので自然とスピードが落ちてしまい自然渋滞が発生する。

「大和トンネル」に関しては3車線あり直線なのだ。主には事故渋滞ではなく、自然渋滞。JCTがあり大きな合流する訳でもない。ではなぜ直線で見通しの良い道で自然渋滞が発生してしまうのだろうか。

原因は上り坂が続いている。だけ?

「大和トンネル」は直線に見えて上り坂なのだ。「え?それだけで?」と思うだろう。私もそう思った一人だ。それならば3車線ある直線なのだからスピードが落ちた車を追い越し車線から追い抜いていけば渋滞しないはずである。

又、以下の原因がある。

  • Nシステムというナンバー読み取り装置をオービスと勘違いして減速
  • トンネル内での減速
  • 出口から一般道へ出るところでの信号による渋滞の影響

など

今後、「大和トンネル」付近は上下線共に4車線にする計画もあるようだ。

上り坂を下り坂と勘違いさせるトリック。大渋滞は目の錯覚が関係していた?

“上り坂を上り坂”と認識して走るのと、”上り坂なのに下り坂”だと思って走るのとでは全然違う。今回問題の「大和トンネル」は、まさに「上り坂を下り坂だと勘違いしてしまう」そんな目の錯覚が発生する場所でもあったのだ。下り坂から上り坂となっている場所を専門的言葉でいうと「サグ」というようだ。

静岡県方面から東京方面へ向かって走る。緩やかに左カーブを曲がった先に「大和トンネル」はある。トンネルが近づくと「渋滞ポイント」という看板が多く出現してくる。今回車載カメラで撮影した動画をみんさんにもご覧いただこうと思う。

目を慣らすために少し手前の厚木平塚からの車載動画だ。※この日は平日のため幸いに渋滞は発生していなかった。

出典:YouTube

いかがだっただろうか。下り坂に見えたのではないだろうか。しかし実際は上り坂になっている。動画では伝わりにくいが実際に走ってみるとより下り坂と錯覚してしまう。この現象により、スピードが知らず知らずのうちに落ちてしまっている。その結果、自然渋滞が発生しているのだ。

その証拠に「大和トンネル」を抜けると、何事もなかったかのようにスムースに走ることができるのだ。誰もが「今の渋滞はなんだったんだ?」と思うことだろう。

ビビらずにしっかりアクセルをしっかり踏もう!

この「大和トンネル」の渋滞を解決する方法は、みんながしっかりアクセルを踏むこと。それに限る。知らず知らずのうちにスピードが落ちてるぞ!

又、トンネルを出てもまだ上り坂が続いているので要注意だ。

国土交通省 大和TN付近を先頭とした渋滞の分析結果

大和トンネル 東名高速道路 渋滞ポイント 渋滞 スポット 上り線

出典:国土交通省

大和トンネル 東名高速道路 渋滞ポイント 渋滞 スポット 上り線

出典:国土交通省

国土交通省の調査によると「大和トンネル」へ進入する前からの上り坂でのスピード低下が原因と報告していました。この図をみれば分かるようにトンネル前から上り坂が続いている。

 

こうして東名高速道路 上りの大渋滞ポイント「大和トンネル」の謎が解けた。しかし謎が解けても渋滞はなかなか解けない。この記事をご覧になったみなさんは「大和トンネル」は攻略しています。ぜひ友人、知人などに教えてあげましょう。そうすることにより渋滞が少しでも和らぎ快適なドライブができるようになればと思う。

そして忘れてはいけない安全運転を心がけてGOOD LUCK。

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