【サンボ】柔道とレスリングを融合した格闘技!浜松市在住の竹田成道に聞いてみた!

サンボ 竹田成道

平成30年2月12日(月・祝)に東京都・墨田区総合体育館において開催された「2018プーチン大統領杯第44回全日本サンボ選手権大会」で準優勝した竹田成道選手。そんな竹田氏は現在浜松市在住。さらに竹田氏はPOPdeeのファンだというから、これは取材しない訳にはいかない!

ということで、一般的にはまだ未知なる格闘技「サンボ」について竹田氏本人に取材してきたぞ!

「サンボ」って何?

まずそもそもサンボってなに?そんな素朴な疑問から。

サンボとはロシアの国技になっている格闘技で、レスリングと柔道を融合させたような競技です。

サンボを選んだ理由と始めたきっかけ

いろんなジャンルの格闘技がある中で、まだまだ日本ではメジャーとは言えない「サンボ」を選んだ理由はなんだったのだろうか。

竹田氏は学生時代、レスリングの50kg級(最軽量級)の選手として活動していた。しかし社会人になると最軽量級が57kg級となり、体格的に不利ということもあり、成績不良となってしまった。その時、先輩レスラーから52kg級が設定されているレスリングのバックボーンを生かせる競技「サンボ」の存在を教えてもらったのだとか。

当時宮崎県で活動していた竹田氏は、宮崎県でサンボができる団体を探していた。すると「みやざき第3サンボ部」と出会い、元全日本サンボ選手権王者の関屋忠治にサンボを教わることとなった。それがサンボを始めるきっかけだった。

サンボの魅力は?

サンボという格闘技の魅力をまず選手側の目線で聞いてみた。

大会に向けて体を鍛え、自身満々に出場する相手を力や技をもって倒すのが気持ちいい。また、技が無数に存在し、大変奥深く、やればやるほど面白みを感じる。

観戦する側の魅力は、試合展開が早く、考えられないような体勢からダイナミックな技が次々と飛び出すのが面白い。

ちなみにだが、サンボはレスリングと柔道を融合したような格闘技のためパンチやキックなどの打撃技は無し。レスリングよりも柔道要素の方が少し強い印象だった。

さらにサンボはレスリングや柔道で伸び悩んでいる方にもオススメだという。サッカーで例えるなら、サッカーを他の子とひと味違ったセンスや技術を身につけるにはフットサルやビーチサッカーを習ったりもするが、サンボにもそんな魅力がある。

サンボ 竹田成道

得意技は「俵返し」

竹田氏の得意技を聞いてみた。どうやら「俵返し」という技が得意のようだ。技を口頭で説明してもらったがせっかくなので……俵返しを見せてもらった。

受身役は笠井柔道館の道場生。竹田氏の俵返しを受けてみたいと名乗りを上げた少年だ。

これが竹田氏の俵返しだ!

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さすが!気持ち良く投げた。少年の受け身も上手だった。

今後の目標

今後はサンボを広め、普及したいという竹田氏。

格闘技への興味は魔裟斗選手や山本“KID”徳郁選手だというから、気になるのは総合格闘技へは行かないのか?というところだが、竹田氏はあくまでもサンボで行く!と言っていた。全日本選手権で連覇できるように力をつけ、世界選手権でメダルを取れるようにこれからもサンボを続けていくようだ。

サンボ 竹田成道

Deepポイント!

腕力には自信があるという竹田氏。そんな竹田氏はアームレスリング(腕相撲)にも興味があり、磐田市で開催された町の小さなお祭りで腕相撲大会に飛び込み参戦。見事準優勝を飾った。今後、腕相撲大会荒らしとなっていくのだろうか。にしても、竹田氏を負かした優勝者が気になるところだ。

竹田成道 プロフィール

サンボ 竹田成道

竹田 成道(たけだ なりみち)

平成2年2月21日生まれ 28歳

宮崎県宮崎市高岡町出身

穆佐小学校〜高岡中学校〜宮崎農業高校〜航空自衛隊へ就職

穆佐小学校時代:剣道で宮崎県大会第3位

高岡中学校時代:剣道と陸上(中距離・駅伝)を掛け持つ。宮崎県東諸県郡駅伝大会では、区間賞を受賞し、5連覇に貢献した。

宮崎農業高校時代:レスリング部に入部し、濱上監督(元全日本王者・国体7度優勝・アジア選手権3位)に教わる。宮崎県大会において50kg級で優勝し、全国選抜、インターハイ、JOC(全日本ジュニア選手権)、全国グレコローマン選手権、国体と全ての全国大会に出場。

平成20年3月に宮崎県優秀スポーツ選手賞を受賞。

その後、航空自衛隊に入隊し、同年、宮崎県にある新田原(にゅうたばる)基地に配属。

平成28月8月に浜松基地へ転属。

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