静岡県浜松市天竜区水窪町。水窪は浜松市の最北端の町で、山々に囲まれた大自然が魅力だ。そんな水窪町にパワースポット、巨木があると聞き早速行ってきたぞ!
標高1107mにある山住神社
今回訪れたのは標高1107メートルの山住峠の山頂にある山住神社。この日はかなり冷え込んだ日だったため、道中は凍結や雪が積もっていたり滝が凍っていたりと、ココは浜松市か?と思うような風景を望むことができた。しかし冬の水窪をナメてはいけない。ノーマルタイヤでの走行はかなり危険。スタッドレスタイヤや、場合によってはチェーンが必要になることもあるぞ!
ということで真冬に訪れるのはしっかり準備してから向かうと良い。その他のシーズンは全く問題なく行けるのでご安心を。
山住神社は山犬(狼)を祀る神社として有名のようだ。他にも云われがあるがそれは後ほど軽く触れるとして、お目当の巨木を探すことに。
鳥居をくぐり中へ進むとすぐさま出迎えてくれた二本の巨木。見た瞬間に「あ!これだ!」と分かる存在感。
山住神社の杉(二本)
ズドンとそびえる二本の杉はかなり立派だ。山住神社の御神木になっている。
静岡県の指定天然記念物にも認定されている。
山住神社の杉(二本)
樹齢:約1,300年
樹種:スギ
樹高:社殿側 41m/ 鳥居川 40m
目通り幹囲:社殿側 9.2m/ 鳥居川 7.0m
静岡県指定天然記念物
かなり高さを感じた印象だ。1107mの標高でこの高さの巨木。樹齢も約1,300年というからパワー全開。素晴らしいものに出会えた。
山住神社の云われ
山住神社にももちろん歴史があり、そしてやはり云われがある。
元亀3年(1572年)、武田勢に追われていた徳川家康が山住に逃げ込んだとき、山犬が一斉に吠えて武田勢を退散させた。三方ケ原の戦いの後、家康より二振りの刀剣が奉納されている。とのことだ。より詳しく知りたい方は下記関連サイトのリンクから水窪情報サイトを覗いてみるといいだろう。
毎年4月17日に春の大祭、毎年11月17日に秋の大祭が行われ、多数の参拝者が訪れているので、大祭に合わせて参拝に行くのも良い。
水窪へ行かれる時は、ぜひ山住神社へ立ち寄って見てはいかがでしょう。
山住神社 詳細
住所:
TEL:0539-82-0001