浜松のシンガーソングライター奥山尚佳がTwitter、Facebook、YouTubeで先日新しいミュージックビデオを公開した。
今回、奥山尚佳が公開したMVはPC用PRGゲームで世界的に人気のある『Undertale(アンダーテイル)』の「Heartache」という曲だ。インディーゲーム作者トビー・フォックス (Toby Fox)が開発したゲーム。日本でも大人気だった『MOTHERシリーズ』、『マリオ&ルイージRPGシリーズ』、などが着想のもとになっており、「誰も死ななくていいやさしいRPG」と言われている。
そんな『Undertale』は、現在英語版しか発売されていなかったが、いよいよ2017年に日本語版を、PS4/PS Vita/PC向けに発売すると発表された。
この日本語版発売を記念して奥山尚佳が渾身のカヴァー曲を公開した。動画は56秒とショートverだが、奥山尚佳のハイクオリティ、ハイセンスなサウンドを味わうことができる。
又、映像を手がけたのは以前から奥山尚佳を映像をサポートしている鈴木研一郎監督。鈴木監督の得意とする光(照明)演出で奥山尚佳をより一層輝かせている。そして闇(黒)で、さらに曲と映像に深みをだし、吸い込まれていく。きっと動画を見た人は何回も何回も見てしまうことだろう。少なくとも3回は見るだろう。
世界からも動画を見た人が「Oh, sounds wonderful, really fun to listen to, great job!」「This is great!」と言ったコメントを寄せている。
【Undertale】”Heartache” Acoustic Cover / 奥山尚佳(Takayoshi Okuyama)
出典:YouTube
以前、鈴木研一郎監督と話をしたことがある。奥山尚佳の音楽は「“飛び道具”としての破壊力がある」と。通りすがりの人、遠くにいる人、画面の向こうにいる人への攻撃力があり、つい足を止めてしまう、聞き入ってしまうという、見入ってしまう、という現象が起きる。そんな魅力を持つのが奥山尚佳なのだ。
今回さらに注目すべきはゲームサウンドをカヴァーしたこと。以前、あるスカバンドのテトリスのBGMをカヴァーしたものを撮影したことがあるが、再生回数がグングン伸びた。それはほとんどが海外からのアクセスだったのだ。
日本で、しかもさらに小さな地域で活動するミュージシャン達がインターネットというアイテムで世界と繋がっているこの時代。聞いてもらう、見てもらうキャパ数を増やすのに日本が世界に誇るゲームやアニメの曲をカヴァーするのは熱いコンテンツなのは間違いない。
奥山尚佳の奏でるギターサウンドは日本だけに留めておくにはもったいない。世界へもっと羽ばたくことができるはずのアーティスト。なのだが、外国人を前にするとスーパー人見知りを発揮してしまう可愛らしい一面もある。
自身のTwitterにて200リツイートを突破したとことを報告。さらにこのリツイート数を記念して、明日6月20日(火)昼12時頃から好きなゲーム曲アニメ曲カバー特集版のツイキャスをするとのこと。気になる方はぜひチェックだ!
時間になったらこちらから配信開始>> http://twitcasting.tv/okku8986
今後の奥山尚佳の活動からも目が離せないことだろう。
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